脳内物質セロトニン パート2
これまでに紹介した『ドーパミン』や『ノルアドレナリン』などは、
『興奮系脳内物質』と呼ばれます。
それに対して『セロトニン』はそれらの過剰な分泌を抑え、脳内物質のバランスをとる『調整物質』です。
『セロトニン』が活性化された状態では、心は落ち着き『平常心』となります。
いわば『セロトニン』は『癒しの物質』なのです。
のんびりとリラックスしたした時に、『癒された』と感じることがありますが、こうした心が安定し『幸せ』を感じられる瞬間が、『セロトニン』のバランスが良い状態と言えます。
幸せといえば『ドーパミン』を思い出しますが、ドーパミンの幸福感が「やった❗️」という達成感のような強烈なものだったのに対し、セロトニンの幸福感は「安らぎ」や「くつろぎ」といった感情を基盤にした穏やかなものです。
私たち人間が幸せを感じ、癒されるためには、セロトニンをしっかり活動させることが必要です。