集中力
集中力のある人、ない人の差はなんでしょう?
集中力は生まれながらに備わっている才能だから、どうしょうもないと思ってませんか?
そんなことはないんです。
集中力は、自分でつくりだすことが出来るのです。
集中力のある人、ない人の差は、その仕組みを知り、
トレーニングを積んでいるかどうかの違いだけです。
集中力の源は、おでこから2〜3センチ奥の前頭葉と呼ばれる脳の部分です。
前頭葉は思考や創造性を担う脳の最高中枢であると考えられており
思考や感情をコントロールする力は『ウィルパワー』と呼ばれています。
この『ウィルパワー』には2つの特徴があります。
- ウィルパワーの総量には限りがあり、集中力を使う度に消耗していく。
- ウィルパワーの出どころは1つしかない。
ウィルパワーの出どころが1つしかないということは、
仕事で使う思考も、プライベートな事で使われる思考も同じところから出ているので、
「仕事が行き詰まっているから、ダイエットが続かない」
「家族とギクシャクしていて、仕事に集中できない」
などは、自然の事です。
ならば集中力を鍛えることにより、
これらの弊害をなくせるのであれば、ぜひ鍛えたいですよね?
集中力を鍛えるための方法は、『ウィルパワー』の総量を増やすか、
節約するかの2つです。
総量を増やすには、運動・瞑想などあります。
運動と脳についての研究によると
20分の軽い運動をした後の3〜4時間は
認知能力、集中力や考察力が高まる
ことがわかっています。
スティーブ・ジョブズや世界の名高るビジネスエリート達が、いつも同じ格好をしてるのは判断という思考を節約しているからです。
これは有名な話なので知っていた方も多いと思います。
習慣化で節約
物事の習慣化というものは意識してやっていることが、無意識に出来るようになることです。
初めて車の運転した時は意識をしっかり持ってハンドルを握っていたと思いますが、
慣れた今では別のことを考えながらでも、体が勝手に動いて操作してくれるような感覚になりませんか?
これは前頭葉で処理していたことが、小脳でおこなえるようになり習慣になったということです。
そしてこのことにより、前頭葉の負担が軽減された訳です。
パート2へ続く