脳内物質エンドルフィン
エンドルフィンは、強力な鎮痛作用を持つ脳内物質です。
「モルヒネ」の6.5倍もの鎮痛作用を持ちます。モルヒネといえば麻薬の一種であり、末期がん患者などへの医療でも使用される鎮痛剤です。その何倍もの鎮痛作用を持つ物質が、私たちの脳内で分泌されるのです。
「静かな癒し物質」としてのエンドルフィン
ケガや病気やランニング、その他のストレスによって引き起こされる「痛み」や「苦しさ」。
それを「幸福」に転換し、ストレスから心と身体を守ってくれる物質がエンドルフィンです。
エンドルフィンは『究極のストレス解消物質』と言えるでしょう。
脳内麻薬エンドルフィンが分泌されると、至福感・恍惚感が出る。また、集中力・想像力・記憶力が高まる。
エンドルフィンを出す簡単な方法としては「運動」「激辛料理を食べる」「油っぽいものを食べる」「チョコレートを食べる」「熱い風呂に入る」「鍼治療」などがある。
人に感謝するとエンドルフィンが分泌される。
エンドルフィンはドーパミンの効果を10倍〜20倍に引き上げる効果がある。
『感謝の心を持つことこそ、最高の成功法則』と言われるのは、エンドルフィンにより脳機能が向上し、ストレスも軽減され、幸福感に包まれるということに由来されるのですね。
以上をもちまして、脳内物質7選のご紹介を終わりたいと思います。