比較する
自分を誰かと比較してしまう。
誰だって経験がある事だと思います。
何故、人間は自分と他人を比べてしまうのでしょうか?
相手と自分を比較することにが、自分の位置を確認するのに、1番手っ取り早いからじゃないですか?
人間は社会的な生き物ですから、集団の中にある
「自分という個」の存在価値が気になってしまうんです。
これは人間の本能なんです。
ですが、本能だから仕方ないと言ってる訳にはいかないですよね?
他と比較して自分が劣っていたら落ち込んでしまうし、優れていたとしても世の中には上には上がいます。一瞬は優越に浸ることができるかもですが。終わりの無いイタチごっこです。
行き詰まる所、気持ちが本当の意味で満たされることはないのだと思います。
他と自分を比較することは結局は無意味なんです。
この心の穴を埋める為にはどうすれば良いのでしょうか?
それは比較の対象を『過去の自分』にすれば良いのです。
もちろん人間の本能なので「他との比較」は消えることはありませんが、それ以上に自分自身にとって、『過去の自分との比較』は大きな意味をもたらすものだと言えます。
それは、喜びだったり、学びだったり、発見だったり。
人によって得られるものは違うのかもしれませんが、それは無意味なものでは無いはずです。
他人と比較するより、成長した自分を見る方が100倍楽しいはず。