脳内物質ノルアドレナリン パート2
ノルアドレナリンの分泌によって覚醒度、集中度が上がります。
ぼんやりしていた頭が冴え渡り、『闘う』べきか『逃げる』べきかの正しい判断が瞬間的にできるように、脳の働きも大きくアップするのです。
現代社会において、動物に襲われる事はまず無いですが、ノルアドレナリンによる人体の影響を私たちは感じたことはあると思います。
切羽詰まった状況下で、普段以上の力を発揮した時などそうです。
またノルアドレナリンには痛みを感じなくさせる鎮痛作用があります。
ボクシングの試合で何度も強烈なパンチを喰らっても立ち上がり戦い続けられるのは、こういう理由からなんですね。
恐怖とプレッシャーといった過渡なストレスは良くは無いですが『適度な緊張』で私たち人間の脳の働きが強化され、
しいては幸せにつながると『ヤーキーズ・ドットソンの法則』で説明されています。