メンタルライフハックblog

自分を磨き人生を動かす思考と発想のヒント

脳内物質セロトニン

セロトニンとは、脳内で働く神経伝達物質のひとつで、感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わっています。セロトニンが不足すると脳の機能の低下が心のバランスを保つことが難しくなります。

セロトニン不足は、ストレス障害や鬱、睡眠障害の原因になり得ることも知られています。

 

セロトニンは『幸せホルモン』と呼ばれ、

しっかり分泌されると、ポジティブな気持ちが湧き上がり活動的になるうえに、アンチエイジングや直感力を高める効果もあります。

 

そんな素晴らしい『幸せホルモン』セロトニンを活性化させる方法を3つ紹介します。

  1. 日光を浴びる
  2. リズム運動
  3. 咀嚼

1番目の『日光を浴びる』セロトニンの合成と分泌は、日の出とともに盛んになり、午後から夜にかけて低下します。5分だけでも良いので朝、日光を浴びる習慣をつけましょう。

 

2番目の『リズム運動』とは、「1、2、1、2、」の掛け合わせでできるリズミカルな運動のことです。具体的には、ウォーキング、ジョギング、階段登り、スクワット、水泳などです

5分以上30分未満が理想です。

 

3番目の『咀嚼』は、よく噛んでご飯を食べることです。咀嚼は顎の筋肉がリズミカルに収縮、弛緩を繰り返しますから、リズム運動の一種とも言えます。20回以上噛みながら、朝食を食べればそれで充分です。

 

パート2へ続く

 

脳内物質アドレナリン パート2

追い詰められた局面で、ピンチをチャンスに変える。

 

アドレナリンの効果は、大まかに言えば2つです。

  • 身体機能や筋力を一時的にアップさせる(身体に対する効果)
  • 集中力や判断力を高める(脳に対する効果)

火事になった時にお婆さんが、持てるはずのない大きなタンスを背負って逃げた、という話があります。

俗に『鍛冶場の馬鹿力』と言われますが、この馬鹿力の原動力こそアドレナリンです。

 

アドレナリンの効果は長くても、30分も続か無いので注意しときましょう。

 

アドレナリンの過剰分泌はストレスの激増に繋がり、身体や脳にマイナスに働いてしまうので

適度なアドレナリンによる、適度なストレスというのが一番、私たちに恩恵を与えてくれるので上手く活用していきたいですね。

脳内物質アドレナリン

アドレナリンは恐怖や不安を感じた時に交感神経からの指令を受けて副腎髄質から分泌され、『闘争』や『逃走』を助けるホルモンです。

 

アドレナリンが血中に放出されると、心拍数や血圧が高まり、筋肉に血液が行き渡ります。また、血糖を高め、瞳孔を開き、覚醒度をあげ、注意・集中力を高め、身体と脳を『臨戦状態』にします。

ここまで読むと、前回ご紹介した『ノルアドレナリン』と似ていると思われるでしょう。

アドレナリンとノルアドレナリン。名前もよく似ています。

どちらも恐怖や危険を回避するための『逃走ホルモン』です。

 

とはいえ、全く同じではありません。

主に脳と神経系を中心に活躍するのがノルアドレナリン

脳以外の身体の各臓器、特に心臓や筋肉を中心に影響を及ぼすのがアドレナリンといった違いがあります。

 

パート2へ続く

脳内物質ノルアドレナリン パート2

ノルアドレナリンの分泌によって覚醒度、集中度が上がります。

ぼんやりしていた頭が冴え渡り、『闘う』べきか『逃げる』べきかの正しい判断が瞬間的にできるように、脳の働きも大きくアップするのです。

 

現代社会において、動物に襲われる事はまず無いですが、ノルアドレナリンによる人体の影響を私たちは感じたことはあると思います。

切羽詰まった状況下で、普段以上の力を発揮した時などそうです。

またノルアドレナリンには痛みを感じなくさせる鎮痛作用があります。

ボクシングの試合で何度も強烈なパンチを喰らっても立ち上がり戦い続けられるのは、こういう理由からなんですね。

 

恐怖とプレッシャーといった過渡なストレスは良くは無いですが『適度な緊張』で私たち人間の脳の働きが強化され、

しいては幸せにつながると『ヤーキーズ・ドットソンの法則』で説明されています。

脳内物質ノルアドレナリン

ノルアドレナリンは『闘争と逃走のホルモン』と呼ばれています。

心拍数を直接増加させるように交感神経系を動かし、脂肪をエネルギーに変え、筋肉の素早さを増加させる働きがあります。

遥か原始時代の人間が、野山を歩いている時、突然、獰猛な動物に遭遇してしまって今にも襲い掛かってきそうな時、この瞬間とるべき行動は2つしかありません。

『闘う』か『逃げる』かです。

 

ノルアドレナリンが分泌されることで、心拍数は高まり、脳や骨格筋に血液が行き渡り、『闘う』にしても『逃げる』にしても瞬発的な行動がとれるように、脳と身体を準備状態に持っていく。

それがノルアドレナリンの役割です。

 

パート2へ続く

脳内物質ドーパミン

人間の感情は脳内物質でつくれています。

脳内物質は非常に多く、50以上も存在します。

その中でも脳の重要な役割を担っており、非常に研究も進んでいる代表的な脳内物質を7つ紹介していきたいと思います。

この7つの脳内物質こそが、人生を変えてしまうほどの奇跡の物質なのです。

 

それでは紹介していきます。

 

幸福や快楽をつかさどる脳内物質『ドーパミン

私たち人間はドーパミンを出すために生きているといっても言い過ぎではありません。

 

やる気、幸福感、達成感、モチベーションなどに関係していて、多くの行動の原動力になっています。

ワクワクやドキドキの感情はドーパミンが分泌されている証です。

集中力やモチベーションが上がり能力が向上するなど良いことづくめですが、注意しなければいけないことがあります。

それはドーパミンの過剰分泌によって起こる『依存症』です。

ドーパミンの快感・幸福感には上限が無いので、「もっともっと」と欲求がエスカレートしていくのです。

パチンコをはじめ、ギャンブルにのめり込んでいくのはこのような脳の作りにあるのです。

使い方次第で、好ましくない結果に導いてしまう恐れがあります。注意しましょう。

 

 

 

正義 パート2

子供の頃の教育・環境が「自分の正義」の大筋を構築します。

社会人になって実家を出てから「自分の正義」を修正することは出来ますが、なかなかそれをする人は少ないのかなと思います。人間の固定観念は手強いですから。

 

自分の正義って

自分の創り出したものではなく、

時代が創り出したルールのようなものです。

 

世の中の全ての事には『模範解答』があり、

多数決で決められたような数の暴力が許容されてしまう。

それをあたかも自分の意思だと思い込んでいる。

 

それでいいと僕は思います。

全くゼロからの、「自分の正義」を創り出すことは不可能です。

ベースになる軸があって、それに改良を加えていってオリジナルになるのですから。

自分らしいものであるけれど、自分だけのものではない。

大昔から受け継がれている「世のことわり」のような感じさえします。

それでも「自分の正義」を支える基盤は必要ですから。

 

「自分の正義」が必ずしも「相手の正義」ではない。

これだけは、まごうことなき事実だと思います。