見栄とプライド
『見栄を貼る』と『プライドが高い』という言葉の表現はよく似ていますが、明確な違いがあります。なんでしょうか?
それは
『見栄を張る』は外向的なもので、
『プライドが高い』は内向的なもの
だからです。
『見栄を張る』は相手がいて成立するものですよね?
相手に自分を認めてもらいたい『承認欲求』が顕著に表れています。
ブランドバック、高級車などの身の丈に合わないものを所持する事で自分自身の価値も上がったかのような錯覚に陥ります。
人はついつい見栄を張ってしまいがちです。それは本能だから仕方ないところはあります。
『見栄を張る』って自分を凄く見せたいの他に、自分の弱いところを見せたくないってのもあります。自己防衛本能からくるんでしょうね。
別に僕は『見栄を張る』ことを否定している訳ではありません。
見栄を張ったことに対し、そう自分の望む姿になるように努力できる起爆剤になれば良いじゃないですか?
あと、男子たるもの女子の前では見栄を張っちゃうもんじゃないですか?(笑)
本能ですから。
『プライドが高い』は自分自身に対する意識の持ちようです。
自分で掲げた自分へのイメージみたいなものでしょうか。
人によっては言葉の使い方に意味合いが全然変わってきます。
軽い意味合いだと、自分を尊ぶ優越にも似た意識。
重い意味だと、自分自身を構築している核となる信念。
『プライドを持つ』事は凄く大切だと思います。
自分の行動に責任が持てるし、今まで積み重ねてきた自信をカタチに変えることが出来ます。
プライドが、その人の在り方を物語っているようです。
パート2へ続く